大谷翔平らの影響で…アジアで衝撃の「+32」 止まらぬ経済効果「興奮を巻き起こした」
MLBのアジア圏の視聴者数が32%増
メジャーリーグ機構(MLB)は1日(日本時間2日)、今季の各地域での視聴者数の増減を発表。米国以外での視聴者数が18%増え、中でもアジアでは32%と大きな増加となった。機構は「ショウヘイ・オオタニ、ショウタ・イマナガ、ヨシノブ・ヤマモトらの並外れたプレーが(視聴者の)興奮を巻き起こした」とコメントした。
大谷翔平投手はドジャース移籍1年目の今季、打率.310、54本塁打130打点、59盗塁、OPS1.036をマーク。史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、2年連続の本塁打王、日本人初の打点王に輝くなど歴史的シーズンを送った。また、メジャー1年目の山本由伸投手も7勝2敗、防御率3.00でシーズンを終えた。
また、カブスに加入した今永昇太投手も15勝(3敗)、174奪三振、防御率2.91と好成績を収めた。同僚の鈴木誠也外野手も右打者としては日本人最多となる21本塁打をマーク。チームはプレーオフ進出を逃したが、目覚ましい活躍を見せた。
ひと足先に韓国で行われた今季の開幕戦。ダルビッシュ有、松井裕樹両投手の所属するパドレスもプレーオフに進出するなど、日本人が躍動した1年となった。機構は「日本のNHKは4年連続で視聴者数が増加するペースとなっており、平均で220万人に迫る視聴者数だ」と発表した。
2025年にはドジャースとカブスが日本で開幕戦を行うことが決まっている。アジア圏でのMLBの盛り上がりは来年も続きそうだ。
(Full-Count編集部)