引退の青木宣親にイチロー氏がサプライズの言葉 大号泣…可愛い後輩に「最後、バシッとな」
引退試合は4打数2安打で勝利に貢献
■ヤクルト 5ー3 広島(2日・神宮)
ヤクルトの青木宣親外野手は2日、神宮球場で行われた広島戦で引退試合に臨み、4打数2安打で勝利に貢献した。試合後のセレモニーでは、ビデオメッセージにイチロー氏がサプライズ登場。球場はどよめきに包まれた。「大学からプロの世界に入って、日米通算2700本を超えるヒット、見事でした。高校からだったら、3000本は楽勝だったね」と寄り添った。
さらに「もし、同じ時代に同じ条件で勝負していたら、どっちがよりヒットを打ったのか、そんなことを想像させてくれるバッターでした」と振り返った。
球界最年長野手となった青木だが「僕にとっては数少ない、ずっと変わらない可愛い後輩です。オフになって時間ができたら、また球場に顔を見せにきてください。一緒に、キャッチボールでもやりたいね」とメッセージを送った。
締めの言葉は「じゃあ、最後、バシッとな。お疲れ様!」で終えると、青木は大号泣。「イチローさん、バシッと決められるか分からないけど喋ります」の第一声でスピーチをスタートさせた。