真の“主役”はジャッジと米主張 大谷翔平がNo.2…50-50より評価される「10.8&223」
ドジャース、ヤンキースともに6日に始まる地区シリーズから登場
メジャーリーグのポストシーズンは1日(日本時間2日)にスタート。大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは、5日(同6日)に始まる地区シリーズから登場する。米メディア「CBSスポーツ」は今年のプレーオフに出場するトップ24選手を格付け。アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を1位、大谷を2位に選出している。
選出の“判断基準”として、レギュラーシーズンの活躍と、その活躍が短期的に持続可能かなどを「主に考慮すべき事柄」としたという。そのため、一定期間故障などで離脱した選手も登場可能だとして“トップ24”を選んだ。
5位から3位はフアン・ソト外野手(ヤンキース)、ガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)、ボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)の順。ただ、ヘンダーソンのオリオールズはワイルドカードシリーズで敗退してしまった。
そして、2位が大谷。昨年9月に右肘手術を受けたため今季は投手を“休業”したことに触れ、「エース級のマウンドワークの損失を補うため」に50本塁打&50盗塁(50-50)を達成し、3冠王にも迫っていたと説明している。さらに「今季ナ・リーグで最高の打者であり、絶好調の打撃を保っている」と述べている。指名打者専任の今季は54本塁打、130打点で2冠王に輝いた他、史上初の記録を「54-59」としてドジャース1年目のレギュラーシーズンを終えた。
1位はジャッジ。今季は58本塁打&144打点で2年ぶり2冠に輝いた。記事は8月下旬から9月中旬にかけて16試合連続で本塁打がなかったことに触れ、ペースが少し落ちたとしながらも、OPS+223や打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」などでメジャートップだと説明している。
OPS+とはリーグ平均を100としてOPSの傑出度を測る指標で、平均に対する得点力の大きさを表す。大谷は190だった。米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する「WAR」で、ジャッジは10.8だった。ドジャースもヤンキースも5日(同6日)の地区シリーズから登場する。両雄は果たしてプレーオフでどんな打棒を見せるだろうか。
(Full-Count編集部)