安打数だけじゃない“イチローvsローズ” 41歳での鉄人記録にX仰天「鋼鉄でできている」
83歳で死去…ピート・ローズ氏は1982年の41歳シーズンにフル出場
メジャー歴代1位の通算4256安打をマークしたピート・ローズ氏は、9月30日(日本時間10月1日)に83歳で死去した。後に野球賭博への関与で永久追放処分を受けたが、現役時代に残した功績は凄まじいの一語。米データ会社によると、41歳でレギュラーシーズンフル出場を果たしており、ファンは「度肝を抜かれるね」と改めて驚いている。
ローズ氏は1963年にメジャーデビューを果たし、45歳シーズンの1986年限りで現役引退した。歴代1位の通算3562試合に出場したが、最後にフル出場したのがフィリーズ時代の1982年。162試合に出場して172安打を放っている。
米データ会社「コーディファイ・ベースボール」はX(旧ツイッター)で「レギュラーシーズン162試合以上に出場した年長選手たち」を紹介。ローズ氏の41歳がトップだ。続くのは39歳でローズ氏とスティーブ・フィンリー氏の2人。さらに38歳でローズ氏とイチロー氏となっている。イチロー氏は日米通算4367安打をマークしており、かつて両者の“ヒットキング論争”が話題になったこともあった。
1989年のレッズ監督在任中に、野球賭博に関わったとしてMLBから永久処分を受けたローズ氏。晩節を汚した野球人生だったが、残した数字は不変。ファンは「彼を殿堂入りさせよ」「鋼鉄でできている」と声を寄せている。
(Full-Count編集部)