ドジャースファン“締め出し” パ軍の異例対応を米批判「とても非常識」「やめさせるべき」
8日からパドレス本拠地で地区シリーズが開催される
早くも“場外戦”が勃発している。大谷翔平&山本由伸両投手が所属するドジャースと、ダルビッシュ有&松井裕樹両投手が所属するパドレスは5日(日本時間6日)から地区シリーズ(5回戦制)を戦う。7日(同8日)からはサンディエゴで第3・4戦が開催予定となっているが、パドレスはドジャースファンがチケットを買えないよう制限を変えたと話題を呼んでいる。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/R Walk-Off」は3日(同4日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「ナ・リーグ地区シリーズを購入できる人に、パドレスは制限をかけた」と題して画像付きで紹介した。
「重要なお知らせ」と付され、「ペトコパークはサンディエゴに位置しています。このイベントの発売はサンディエゴ・カウンティ、サザン・オレンジカウンティ、ウェスターン・アリゾナ、ラスベガス、またはその周辺の居住者のみに制限されています。それ以外の居住者が購入した場合、チケットは予告なしにキャンセルされ、返金されます」と綴られている。
日本プロ野球と異なり、メジャーリーグでは厳密にホーム/ビジター限定のチケットはなく、どの座席でも各球団のファンが自由に応援できる。それゆえ、ビジター側の選手は敵地での試合で活躍してもブーイングにさらされることが多い。
同社の投稿に「ドジャースファンを遠ざけたいんだろう」「理解はするけど貧弱だね」「本当に酷い話だな」などと批判の声が寄せられ、米メディア「ドジャース・ネーション」でも紹介されると、「彼らは恐れているんだ」「ワオ。ドジャースタジアムでは起こらないことだ」「とても非常識。MLBが介入すべき」「MLBはやめさせるべき」などと反応があった。
(Full-Count編集部)