大谷翔平から「学ぶことがある」　“珍注文”も…敵軍大砲が感銘「彼のような選手いない」

ホスキンスは大谷に“注文”「僕は小話したいんだけどね」

　ドジャース・大谷翔平投手に、他球団の選手も感銘を受けているようだ。今季26本塁打＆通算174発のリース・ホスキンス内野手（ブルワーズ）は「彼のような選手はいないよ」「クレイジーな活躍をしている」と称賛を惜しまない。

　米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演してのもの。司会を務めるクリス・ローズ氏から大谷と同じ時代にプレーしていることの感想を聞かれ、ホスキンスは「ありがたいことだよ」と笑顔。「みんな彼のことをユニコーンと言うよね。彼のような選手はいないよ。正直言って投手に専念した場合、どうなるか気になる。打者としては見たくないけどね。でも、間違いなく興味はあるんだ」。

　大谷と同じチームでプレーしたことはないが、「彼を遠くから見てクールだなと感じることは、楽しんでいることなんだ。才能豊かで、運動神経がある野球選手がクレイジー、クレイジーな活躍をしている」と“外”から見て驚きを感じているという。

　9月24日～26日（日本時間25日～27日）に行われたパドレスとの首位決戦で、大谷は適時打を放つたびに雄叫びをあげた。「彼は重要な局面で感情を剥き出しにして、チームメートを鼓舞しているんだ。一塁や二塁でも笑ったり、笑顔を見せている。才能豊かな選手だけど、私たちがこうやって学べることもあるんだ。（MLBでは）野球を楽しまないと、（気持ちが）やられてしまうかもしれないんだ」と、ホスキンスは感情爆発のプレーにも感銘を受けているという。

　ただ、“注文”もつけている。ローズ氏から一塁で会話したことがあるかと聞かれると、「ノー、彼は（単打をあまり）打たないね」。「僕は小話したいんだけどね」とすぐに盗塁するがゆえに、話ができていないことを残念がっていた。

（Full-Count編集部）