大谷翔平に「大いに自信」 編成トップが太鼓判、明かした“秘話”…世界一にかける思い
フリードマン編成本部長「とてつもない集中力が感じられる」
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)からパドレスとの地区シリーズ(5回戦制)に臨む。アンドリュー・フリードマン編成本部長は3日(同4日)に報道陣の取材に応じ、「とてつもない集中力が感じられる。10月の舞台で彼を見られることにとても興奮している」と期待感を隠そうとしなかった。
大谷にとってはメジャー7年目で初のポストシーズン。昨年12月のドジャースとの入団交渉時から、話題はポストシーズンだったという。フリードマン編成本部長は「私たちが12月に会ったとき、彼との会話の全ては10月に関することだった。彼は、その瞬間にとても興奮していると思うよ」と明かした。
昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンの世界一奪回に投打で貢献。移籍1年目の今季は序盤こそ勝負どころで一本が出なかったが、9月には得点圏打率9割以上と驚異的な勝負強さを見せた。フリードマン氏は「起きたことがないことに対しては、常に不透明という要素はある。でも、(大谷は)いい状況にいると思うし、彼が活躍できると大いに自信をもっている」と口にした。
「侍ジャパンで必要以上の回答を見せてくれた。特に(決勝・米国戦の)9回。あの回を見ていたけど、興奮が抑えられなかったよ。とてつもない闘争心の持ち主だと、世界中の人が目撃することができた」とフリードマン氏。4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ、編成トップは大谷の活躍を信じて疑わないようだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)