大谷翔平記念球の“争奪戦”…「所有者は誰?」 米で議論白熱「収益を半分が適切」
大谷翔平の記念球…「所有者は誰?」
ドジャース・大谷翔平投手が放った「50号」の所有権について、専門家が指摘を入れている。米放送局「ESPN」は「オオタニの『50-50』ホームランボールの所有者は誰? 法律専門家が意見を述べる」として鑑定士や弁護士、法的専門家に話を聞き、特集を組んでいる。
まず、同メディアの報道によれば、MLBの広報担当者は「我々は記念球の真贋を認定しており、それ以上関与することはない」としている。さらにマーリンズの広報担当者は「明確な方針はないが、ファンはボールを持ち帰ることができる」と述べている。
最終的に「誰が50-50記念球の所有者だと思うか?」という論点に対して、記事では「証言がない限りどちらかにするのはむずかしく、ボールを売却して収益を半分にするのが適切かと」「少年からボールを奪ったところを証言できる人がいるかどうかにかかっている」「ビデオにも実際に持っている部分が映っていないという、非常に分析に適したケース。個人的にビデオを見た限りでは、18歳の少年に説得力があるように見える」と伝えている。
さらに「3人目の訴訟について」として、ビデオを見る限り、3人目の訴訟をした人が、最終的にボールを持っている人(オークション出品者)を祝福してしまっている様子が映っているので難しいだろう、と記していた。
現在オークションに出品されているがマーク・マグワイアの70号ボールについた300万ドル(約4億3900万円)の“価値”。大谷の記念球の価値はどれくらいになるのか、注目が集まっている。
(Full-Count編集部)