DeNA2軍が初の日本一 育成新人・庄司が6回無失点でMVP フォードは2連発…鷹撃破
DeNA青山2軍監督は「庄司、ナイスピッチング!」とインタで絶賛
ファーム日本選手権が5日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、DeNAがソフトバンクを6-2で破り初優勝を飾った。DeNAは42年ぶりにイースタン・リーグを制し、ファーム選手権が創設された1987年以降では初の日本一となった。6回無失点の好投を見せた大卒1年目の育成左腕・庄司陽斗投手がMVPに輝いた。
DeNAは4回に2点を先制。2死一、二塁で益子京右捕手の飛球を、二塁で出場したドラフト3位ルーキーの廣瀬隆太内野手が捕球できず、2者が生還した(記録は安打)。
6回には今季途中加入したマイク・フォード内野手の2ラン、関根大気外野手の適時打で3点を追加。フォードは7回にも2打席連続のソロを放った。投げては庄司が6回を4安打6奪三振無失点の快投を見せた。宙を舞った青山道雄2軍監督は試合後のインタビューで「庄司、ナイスピッチング!」と声を張り上げて称えた。
庄司は聖和学園を経て、青森大から昨年育成ドラフト4位で入団。今季2軍では21登板(19先発)で8勝5敗、防御率2.35をマークした。
ソフトバンクは10勝を挙げてウエスタン・リーグ最多勝に輝いた前田純投手が5回を2失点。6回には三浦瑞樹投手が1死も奪えずに3点を許した。9回に廣瀬が2ランを放ったが及ばなかった。
(Full-Count編集部)