ダルビッシュ、地区S第2戦に先発へ 指揮官明言…大谷翔平と“3度目”の対決

パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

10月7日の地区シリーズ第2戦に先発

 パドレス・ダルビッシュ有投手が6日(日本時間7日)、敵地・ドジャース戦の地区シリーズ第2戦で先発することが正式に決まった。マイク・シルト監督が4日(同5日)の前日会見で明言した。

 ダルビッシュは9月27日(同28日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で日米通算203勝とし、トップの黒田博樹に並んだ。今季は日米通算200勝、メジャー2000奪三振など節目の記録を達成。7月6日(同7日)に制限リスト入りし、8月23日(同24日)に負傷者リストに移行する時期もあったが、16先発で7勝3敗、防御率3.31、WHIP1.07を記録している。ブレーブスとのワイルドカードゲームでは先発機会がなく、ブルペン待機をしていた。

 ポストシーズンでは通算11試合に先発し、4勝6敗、防御率4.19、奪三振率8.38。2022年にはドジャースとの地区シリーズに先発し、3本のソロを被弾したが、5回3失点7奪三振の粘投で勝利投手になっていた。ポストシーズンでの登板は、同年10月23日(同24日)の敵地・フィリーズ戦が最後だった。

 また、メジャー7年目で初のポストシーズンに出場するドジャース・大谷翔平投手との対戦も実現する。大谷とダルビッシュは韓国で行われた開幕シリーズで初対戦。第1打席は遊ゴロとなったが、第2打席で大谷はドジャース初安打となる右前打を放った。4月14日(同15日)に2度目の対戦となったが、その時はダルビッシュが2つの三振を奪うなど3打数無安打に抑えていた。

 一方でシルト監督は、ジョー・マスグローブ投手が地区シリーズで登板しないことも明かした。2021年から3年連続で2桁勝利を達成した右腕だが、2日(同3日)に本拠地で行われたブレーブスとのワイルドカードゲーム第2戦に先発したものの4回途中で緊急降板。右肘の違和感を訴えていた。

(Full-Count編集部)

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