阪神からトレード2年目で「完全に覚醒」　8月から続く“0”…磨きかかった剛球

日本ハムの齋藤友貴哉が6年目初セーブ「家族が見に来てくれていて…」

■日本ハム 3ー2 楽天（5日・楽天モバイルパーク）

　日本ハムの齋藤友貴哉投手は、5日に楽天モバイルパークで行われた楽天戦でプロ6年目初セーブを挙げた。阪神からトレード移籍2年目の今季、25試合で防御率1.71と飛躍し、チームの2位に貢献。「完全に良い方向に覚醒した」「阪神ファンです。非常に恋しいです！」「こんなに球速くなったのか」などと驚きの声が上がっている。

　3-2の9回に登板。先頭の安田に右翼線への二塁打を浴びたが、渡邊佳を空振り三振、鈴木大を左飛、伊藤裕を遊ゴロで試合を締めた。この日も最速159キロをはじめとする剛球を連発。敵地でのヒーローインタビューでは「今日は家族が初めて見に来てくれていて……。息子が来てくれていたんです」と喜んだ。

　阪神からトレード加入した昨年は、キャンプ初日に右膝靱帯断裂の大怪我を負って再建手術を受け、登板なしに終わった。今季も2度の登録抹消を味わいながら、8月23日の昇格後は11試合で防御率0.00。重要なシーズン終盤のチームを支えた。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開。「来シーズンは友貴哉！　君がハムの守護神や！」「抑え適性もあるね」「ニューヒーロー誕生の瞬間！」「大怪我からよくここまできたよ　球速いわ〜」「ただただ球が速い」「やっぱでかくて球速いってロマンありまくる」「ここ最近の齋藤えぐすぎるわ」「何だこの最高のキャラは」などとファンが反応した。