缶散乱に怒号…大荒れ本拠地は「見たことない」 ド軍指揮官が嘆いた光景「起きてはいけない」

試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

ロバーツ監督が苦言「1000試合以上見てきたが、こんな光景は今までない」

【MLB】パドレス 10ー2 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースは6日(日本時間7日)に本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第2戦に2-10で完敗。1勝1敗となった。大谷翔平投手は4打数無安打だった。試合中に両軍ナインが激しい口論を交わしたり、ファンがグラウンドに物を投げ入れて9分間中断したりした展開に、デーブ・ロバーツ監督は「絶対に起きてはいけないこと」と苦言を呈した。

 6回のパドレスの攻撃で、ドジャース先発のフラハティがタティスJr.に死球。続くプロファーはスミスと言い合いになり、ロバーツ監督もグラウンドに飛び出そうとしていた。その後、フラハティは三振に仕留めたマチャドを罵倒。“口論”はその後も続いた。

 ロバーツ監督は「お互いが競争心をもって戦っているからだ。時に何も考えずに言葉を発してしまう時がある」と語った。

 7回のドジャースの攻撃が始まる前には、左翼席からボールが投げ込まれ、左翼のプロファーが抗議。その後もグラウンドに缶などが投げ込まれ9分間中断した。「フィールドに物を投げ込まないでください」と異例の警告アナウンスが流れたほどだった。

「私はここで1000試合以上見てきたが、こんな光景は今までに見たことがない。感情が高ぶっているのは理解しているが、絶対に起きてはいけないことだ」と指揮官は苦言を呈した。さらに「詳細は分からないがこういう光景は絶対に見たくない」とした上で「私たちのファンは、どのファンよりも素晴らしい」と強い口調で話していた。

(Full-Count編集部)

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