鷹・澤柳、入団1年で戦力外通告 9月にTJ手術…育成契約打診に「納得して」

球団事務所を訪れたソフトバンク・澤柳亮太郎【写真:竹村岳】
球団事務所を訪れたソフトバンク・澤柳亮太郎【写真:竹村岳】

1年目の今季は2勝1敗、防御率3.38の成績をマーク

 ソフトバンクのドラフト5位ルーキー、澤柳亮太郎投手が7日、みずほPayPayドーム内の球団事務所を訪れ、来季の支配下選手契約を結ばない旨を伝えられた。

 取材対応した澤柳は「トミー・ジョンもしているので。来季は育成に移るみたいな話ですね。まだ契約は結んでいないんですけど、そういう打診でした」と、球団から育成契約を打診されたことを明かした。

 その上で、「大きい手術をして、(復帰まで)1年から1年半かかるということなので。それは納得して受け入れて。いろいろと考えて、自分の中ではほぼほぼホークスでやっていきたい気持ちはあるので」と口にした。

 今季については「初勝利も挙げて、1年目にしては優遇して使ってもらえた部分もあって。いざここからだというときに怪我をしてしまい、本当にチームには申し訳ないという気持ちです。悔しいなという思いだったんですけど。怪我をしたことは仕方ないので。切り替えてパワーアップして。どれだけやれるかというところでリハビリを頑張っています」と振り返り、前を向いた。

 澤柳は8月10日の楽天戦で投球中に自ら異変を訴え、緊急降板。9月4日には「右肘関節内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)および右肘頭骨接合術」を受けたことが球団から発表されていた。

 1年目の今季は11試合に登板し、2勝1敗、防御率3.38の成績をマークしていた。

(Full-Count編集部)

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