「経験したことなかった」試合一時中断も…ダルビッシュ動じず「とにかく点を与えない」

試合後、取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:川村虎大】
試合後、取材に対応したパドレス・ダルビッシュ有【写真:川村虎大】

マチャドが口論、ファンが物を投げ入れて中断も…動じず好投

【MLB】パドレス 10ー2 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、敵地・ドジャース戦に先発登板し、7回被安打3、3奪三振1失点の好投でプレーオフ通算5勝目を挙げた。7回にはファンがグラウンドに物を投げ入れて試合が約10分間中断となる場面も。マウンドにいたダルビッシュは「あんなこと経験したことがなかった」と振り返った。

 不穏なムードが漂う中、先頭のT・ヘルナンデスには四球を与えたが、後続は3人で切った。「とにかく点を与えないこと。点を与えるとまた流れが変わってしまうかもしれないので、それは凄く意識しました」。

 その後、パドレスはベンチ内でマチャドを中心に円陣を組み、直後の8回に3得点、9回にも3点を奪って大勝。ダルビッシュは、マチャドの言葉について「汚い言葉でしたね」と苦笑いした。

 大谷翔平投手との対戦は3打数無安打1奪三振に抑えて“完勝”。投球については「1人1人ちゃんと集中して、2回以外はそこまで苦しむことなく投げられた」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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