19歳ドラ2右腕は「将来のエース」 初登板で片鱗…衝撃の151キロ「大物になれる」
楽天のドラ2・坂井陽翔が6日オリ戦で初登板…1回を無失点
■オリックス 8ー1 楽天(6日・楽天モバイルパーク)
楽天のドラフト2位ルーキー・坂井陽翔投手が6日のオリックス戦(楽天モバイル)でプロ初登板。いきなり無死満塁のピンチを招くも後続を断ち、1イニングを無失点に抑えた。最速151キロをマークした19歳の投球に「将来の楽天のエース」「これは大物になれる」とファンは声を寄せている。
坂井は7点ビハインドの5回に登板。先頭の茶野に四球、宗に右前打、紅林に四球を与えて無死満塁としたが、踏ん張った。森を二ゴロ、西川を二ゴロ併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。速球の最速は151キロ。茶野に対して2度計測した。
滝川第二高では甲子園経験はなかったが、最速149キロの速球に加えて多才な変化球も備え、世代屈指の好投手と評価されていた。昨年ドラフト2位で楽天へ。1年目の今季は2軍で21登板(2先発)で3勝1敗、防御率6.49。今月4日に1軍初昇格した。
大器の片鱗を見せた19歳に、ファンの期待も高まる。「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに映像を投稿すると、「期待しかない」「楽しみすぎる」「希望すぎる、まじでエースになってほしい」「やっぱりえぐい」「高橋宏人みたいになれる」「高卒1年目でこの高クオリティ」とコメントが寄せられた。今後、さらなる成長が期待される。