中日が42歳の中島を戦力外、9年在籍のビシエドは退団 広島はドラ1らが構想外…8日の去就
広島は現ドラで昨季加入の戸根、2015年ドラ1の岡田らに通告
中日は8日、中島宏之内野手、上田洸太朗投手の支配下2選手、育成契約の竹内龍臣投手、加藤翼投手、垣越建伸投手の計5選手に来季の契約を行わないと通知したと発表した。また、ダヤン・ビシエド内野手の今季限りの退団も発表した。
42歳の中島は2000年ドラフト5位で西武に入団。メジャー挑戦を経て、オリックスや巨人でも活躍。今季から中日に加入したが、15試合の出場で無安打に終わった。NPB通算1928安打で打率.292、209本塁打、995打点だった。
35歳のビシエドは2016年から中日でプレーし9年間の在籍で958試合に出場し打率.287、139本塁打、549打点だった。今季は1軍で15試合の出場で打率.209、1本塁打、2打点だった。6月9日の抹消以降、1軍昇格はなかった。
広島は6選手に来季の契約を結ばない旨を通告したと発表。投手が5人。支配下の戸根千明、岡田明丈、育成の藤井黎來、坂田怜、新家颯。野手は曽根海成内野手が通告を受けた。
戸根は巨人から2022年現役ドラフトで加入。昨季は24登板も、広島2年目の今季は1軍登板がなかった。
岡田は2015年ドラフト1位で入団。2017年に12勝をマークするなど主戦投手として活躍したが、昨年オフに戦力外となった。育成再契約を結び、今年7月に支配下復帰したものの1軍登板はなかった。曽根は2018年途中にソフトバンクからトレードで加入。今季は1軍出場機会がなかった。
オリは今季の2軍セーブ王・横山楓を戦力外
オリックスは横山楓投手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表。26歳右腕は社会人野球・セガサミーから2021年ドラフト6位で入団。昨季は4試合に登板した。今季は1軍での登板機会がなかったが、ウエスタン・リーグ最多の14セーブをマークした。球団は育成契約を打診する見込み。
オリックスは3日に村西良太投手、河内康介投手、前佑囲斗投手、宜保翔内野手の支配下4選手、育成4選手に戦力外を通告しており、横山で9人目となった。
(Full-Count編集部)