ハム・伊藤大海、14勝で4年目の初タイトルも…単独最多勝ならず 7回2失点も白星逃す
5連勝中の伊藤は雨天中止となった前日から8日にスライドで先発した
■楽天 2ー0 日本ハム(8日・楽天モバイルパーク)
リーグトップの14勝を挙げている日本ハムの伊藤大海投手が8日、レギュラーシーズン最終戦となる楽天戦に先発。7回6安打2失点の内容で、リードを許した展開でマウンドを降りた。この日の白星の権利はなくなり単独での最多勝は逃したが、ソフトバンクの有原航平投手とともに自身初タイトル獲得となった。
5連勝中の伊藤は前日7日の試合が雨天中止のためにスライド登板となった。3回までは走者を1人も出塁させない完全投球を披露したが、4回に小郷に先制打を許すと浅村にも犠飛を許して2点を奪われた。日本ハム打線も楽天先発の瀧中攻略に苦しんだ。
プロ4年目の伊藤は今季開幕投手を務め、白星を積み重ねてチームの先発陣を引っ張った。試合前の時点で14勝4敗、防御率2.66だった。
日本ハムはこの日でレギュラーシーズンの全日程を終了。143試合で75勝60敗8分けの勝率.556でリーグ2位。12日からは3位のロッテと本拠地でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで激突する。
また、この試合で楽天の辰己涼介外野手がシーズン392刺殺を記録。巨人・青田昇が1948年に記録した391を76年ぶりに更新した。
(Full-Count編集部)