ドジャース、1点差惜敗で崖っぷち 1勝2敗に…大谷翔平は幻の同点弾、4打数1安打
大谷は4打数1安打でPO打率.231、パドレスがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手
【MLB】パドレス 6ー5 ドジャース(日本時間9日・サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打だった。ポストシーズン打率.231。チームは1点差ゲームを落とし、対戦成績は1勝2敗に。パドレスがリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。
5点を追う3回無死一塁、右腕キングにバットを折られながらも中前へ運んだ。ベッツも中前打で続き、1死後のテオスカー・ヘルナンデスの満塁弾を演出した。二塁から雄叫びをあげながら生還。5点差から1点差に迫った。
だが、あと1点が遠かった。5回先頭、左中間後方へ大飛球を打ち上げたが、中堅・メリルがキャッチ。MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、本拠地ドジャースタジアムなら入っていた“幻のアーチ”だった。
1点を追う8回先頭は左腕スコットと対戦。フォーシームで追い込まれ、最後は6球目、外角高めのスライダーに手が出ずに見逃し三振に倒れた。
ペトコパーク史上最多4万7744人が集結し、大谷は打席のたびにブーイングを浴びせられた。チームは初回にベッツがポストシーズン1号となる先制ソロ。しかし、2回に2つの野選が絡み、ペラルタの勝ち越し2点二塁打、タティスJr.の左越え2ランなどで大量6失点した。バンダ、ハドソンら救援陣が無失点リレーでつないだが、及ばなかった。
(Full-Count編集部)