ヤ軍26歳がまた問題発言 乱闘寸前の騒動後に“挑発”…ファンも呆れた「球界一のピエロ」
タッチプレーをめぐる“接触”から両軍総出の騒動に…
【MLB】ヤンキース 3ー1 ロイヤルズ(日本時間11日・カンザスシティ)
ヤンキースのジャズ・チザム内野手の新たな“問題発言”が注目されている。10日(日本時間11日)に敵地で行われたロイヤルズとの地区シリーズ第4戦。二塁ベース上でヤンキースのアンソニー・ボルピー内野手と、一塁走者だったロイヤルズのマイケル・ガルシア内野手との“接触プレー”を巡り、乱闘寸前の一触即発ムードに。試合後にはチザムがロイヤルズの「負け惜しみだ」などと発言。これにはファンも「大人になれ」などと手厳しかった。
ヤンキースの2勝1敗で迎えた第4戦、3点リードの6回無死一塁での守備だった。ゴロを処理した一塁手がベースを踏んで二塁へ送球。ベースカバーに入った遊撃のボルピーは、一塁走者だったガルシアのスライディングに対し、体を投げ出すように顔の近くへタッチした。
やや“大袈裟”にも見えるタッチプレーとなり、立ち上がったガルシアは怒りの表情で言葉を発した。これに三塁を守っていたチザムも“応戦”。真っ先に何かを言い返すと、一気に両軍ベンチから総出の乱闘寸前の騒動となった。球場は大きなブーイングに包まれていた。
MLB公式のブライアン・ホッチ記者はX(旧ツイッター)にチザムのコメントを掲載。「
「彼はボルピーを怪我させようとしているように感じた。負け惜しみだったね」「彼はインスタグラムやツイッター(X)でいろいろ言っていた。自分も同じこと(SNSで発言)をやるけど、彼らが試合をリードしていたとしても、誰かに怪我をさせたりはしない」と“挑発”するかのような言葉を発していた。
この発言にファンは「クラブハウスの問題児」「どうしようもない奴だ」「ジャズは今シリーズ全く活躍をしていないから、彼こそ負け犬だ」「球界一のピエロ」「暴言だ」などと批判的な声を寄せた。
2-4で敗れた7日(同8日)の第2戦後、チザムは「彼ら(ロイヤルズ)はラッキーだっただけだよ」と皮肉めいた発言をしていた。この日の勝利でヤンキースはリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたが、後味の悪い終わり方になった。