大谷翔平MVPを認めないNYメディア「親愛なる投票者たちへ」 “リンドーア派”が続ける抵抗

メッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】
メッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

もう“手遅れ”だが…地区Sでの劇的弾を受けリンドーアのMVPを推すNYメディア

 メッツは9日(日本時間10日)、本拠地でのフィリーズとの地区シリーズ第4戦に逆転勝ち。9年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。リーグMVPを巡って、ドジャース・大谷翔平投手と“論争”が起きていたフランシスコ・リンドーア内野手が逆転満塁弾。地元メディアは依然“抵抗”を続けている。

 リンドーアは1点を追う6回1死満塁で、右中間へ逆転満塁本塁打。この一発でフィリーズを破り、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 この試合を受け、地元ラジオ局「WGR」のハワード・サイモン氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「親愛なるナ・リーグMVPの投票者たちへ。オオタニがいなくても、ドジャースはプレーオフに進出していただろう。メッツにリンドーアがいなかったら、勝率.500を優に下回っていただろう」と思いを記した。

 リンドーアは今季、打率.273、33本塁打、29盗塁、OPS.844をマーク。リーグMVPを巡って大谷との“論争”が、メディアやファンの間で起きていた。リーグMVPの投票はすでに締め切られており、プレーオフのパフォーマンスが考慮されることはないが、“リンドーア派”は思いを主張せずにはいられなかったようだ。

 この投稿にファンも反応。「その通りだ」「一方はゴールドグラブを獲る遊撃手で、もう一方はDHだ」「オオタニがいなければ、ドジャースはワイルドカードの枠をかけて戦っていただろう」「やめろ笑」とコメントが寄せられている。

 ワイルドカードぎりぎりの3番手でプレーオフに出場し、中地区優勝のブルワーズ、東地区優勝のフィリーズを撃破したメッツ。いずれにせよ、今後のリンドーアのパフォーマンスは要注目だ。

(Full-Count編集部)

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