ド軍が3年ぶりリーグ優勝決定S進出 大谷はダルに無安打も…由伸5回0封でPO初勝利

パドレス戦に勝利し喜ぶドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
パドレス戦に勝利し喜ぶドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は打数無安打、パドレスはダルビッシュが7回途中2失点も終戦

【MLB】ドジャース 2ー0 パドレス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場。ダルビッシュ有投手に3打数無安打に封じられ、4打数無安打だった。山本由伸投手は5回2安打無失点と好投し、ポストシーズン初勝利。チームは3勝2敗で3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 ダルビッシュとの直接対決。初回先頭は内角低めスライダーに空振り三振。3回1死は三飛に打ち取られ、6回1死はカーブに手を出して空振り三振に倒れた。このポストシーズンは計6打数無安打、3三振と完璧に封じられた。8回2死は救援スコットに空振り三振した。ポストシーズン打率.200。

 山本の力投が光った。1点リードの3回1死一、二塁のピンチでは、タティスJr.をスライダーで三ゴロ併殺打に。4、5回と3者凡退に抑えた。5日(同6日)の第1戦では3回5安打5失点と期待を裏切ったが、きっちり修正した。5回63球(ストライク39球)を投げ、2安打無失点、1四球2奪三振。最速は98.2マイル(約158.0キロ)、ポストシーズン防御率5.63となった。

 チームは2回、エンリケ・ヘルナンデスの左中間への特大1号ソロで先制。6回から救援したフィリップス、ベシアら救援陣もゼロを並べた。2021年以来3年ぶりの地区シリーズを突破した。13日(同14日)からワイルドカードから勝ち上がってきたメッツと対戦する。千賀滉大投手が第1戦で先発する可能性がある。

 パドレスは先発のダルビッシュが7回途中4奪三振1四球、3安打2失点と好投した。しかし、強力打線が援護できなかった。9日(同10日)の第4戦から2試合連続で完封負けを喫した。

(Full-Count編集部)

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