大谷翔平vsリンドーア…注目の“MVP対決”に米呆れ「What!?」「どこに候補が」

ナ・リーグ優勝決定Sが14日からスタート

　ドジャース・大谷翔平投手は13日（日本時間14日）、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場した。勝てばワールドシリーズ進出が決まる大一番に、MLB公式も大注目。しかし、米ファンからは「What!?（何だって）」と“ツッコミ”される事態になっている。

　MLB公式X（旧ツイッター）は試合前、ドジャースとメッツの放送について複数回に分けて投稿。先発投手は千賀滉大（メッツ）とジャック・フラハティ（ドジャース）とした上で「ショウヘイ・オオタニとフランシスコ・リンドーアという、2人のMVP候補がいる」「誰のドリームシーズンが続いていくだろうか？」と綴った。

　大谷は今季レギュラーシーズン159試合に出場し、打率.310で首位打者獲得はならなかったが、54本塁打と130打点で2冠。前人未到の「50本塁打＆50盗塁」も記録し、ナ・リーグMVPの有力候補に挙げられている。一方でリンドーアも、一時はMVP投票で重要視される勝利貢献度WARで大谷を上回り、MVP候補とされている。今季は152試合に出場し、打率.273、33本塁打、91打点、OPS.844、29盗塁。勝負強い打撃も披露してきた。

　しかし、この投稿に米ファンは驚いた様子。両者の成績を比較した表を使いながら「ショウヘイ・オオタニはMVP候補ではない。彼はナ・リーグMVPであり、（対抗馬との差は）程遠いよ」といった声や、「オオタニ以外のどこに候補がいるんだ？」「MVP候補たちだって？」という声もあった。一方で“リンドーア推し”からは「なぜオオタニはDHだけなのにMVPなのか　恥ずかしい」「リンドーアがMVP」といった声も。

　シーズンMVPはレギュラーシーズン終了までに投票が締め切られ、ポストシーズンの成績が左右することはない。それでも大舞台で光り輝くのは、果たして大谷かそれともリンドーアか。

（Full-Count編集部）