ラスト采配の岡田監督に「泣きそう」 まさかの“呟き”にX感激「一生語り継ぐ」
原口が代打HR…岡田監督の“つぶやき”にファン大注目
阪神は14日、来季監督に球団OBである藤川球児氏の監督就任を発表した。昨年18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督は退任となったが、ラスト采配で発したとみられる言葉にファンは感激。「なんか泣ける」「感動した」「心にグッとくるものがある」と声をあげている。
レギュラーシーズン2位で終えた阪神は、本拠地・甲子園で行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで同3位のDeNAに2連敗。終戦となったが、ファンが注目したのは13日の第2戦で原口文仁内野手が放った一発だった。
8点を追う9回に代打で登場し、左越えアーチ。生還後、原口と右手を合わせた岡田彰布監督は小声で「ありがとう」と発しているように見える。
2019年に大腸がんを発症し、今年1月に完治を報告した原口。岡田氏が指揮を振った2年間で計106試合に出場し、打率.218(110打数24安打)、4本塁打、17打点をマークした。昨年4月2日のDeNA戦(京セラドーム)では、岡田監督復帰後初本塁打。第2次岡田政権で初本塁打とラストアーチを放ったことになる。
2人の絆が伝わるシーンにファンも胸アツ。SNSには「マジ泣ける」「岡田さんに捧げる一打!」「最後に『ありがとう』って言ってる」「うれしそう」「原口のガッツポーズと岡田さんのにっこりが泣きそうなる」「ファンの心も岡田監督の心も救った」「意地の一打」「これぞ代打の神様」「カッコ良すぎる」「一生語り継ぐ」「これだけ離された最終回にこんな大声援送るの阪神ファンだけやろ」とコメントが寄せられた。藤川球児氏が監督に就任する来季は、どんなドラマが起きるだろうか。