カーショー、現役続行に意欲「トライしてみるよ」 POロースター外も…来季は選手オプション
カーショーは通算212勝、サイ・ヤング賞3回の実績を誇る
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われるメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦前に米放送局「FOXスポーツ」のプレゲームショーに出演。「来年戻って、トライしてみるよ。どうなるかは様子を見よう」と語り、現役続行に意欲を示した。
ドジャース一筋17年、通算212勝、2968奪三振、サイ・ヤング賞3回、最優秀防御率5回を誇る左腕も、今季は故障で長期離脱。8月30日(同31日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦に先発登板したが、左足親指の痛みで2回途中で緊急降板し、翌日に左親指の骨棘で負傷者リスト(IL)入りしていた。プレーオフでの復帰を目指してリハビリしていたものの、復帰の目途は立たず、ロースターから外れていた。勝利数(2勝)と防御率(4.50)は自己ワースト。
昨オフに2年1000万ドル(約15億円)の契約を結んでいたが、2025年に関しては選手オプション500万ドル(約7億5000万円)になっており、今季限りでの現役引退の可能性もあった。しかし、この日「FOXスポーツ」に出演した36歳の左腕は「精神面にグレートな状態にいる。去年肩の手術をして、肩、肘、腕、全ての状態もグレートだ」と笑顔を見せた。
「今年は足の状態もあり不運だった。この手術を(来年に)生かしたいんだ。手術をしたのに、シャットダウン(引退)したくないんだ!」と強く語り、「私は来年戻って、トライしてみるよ。どうなるかは様子を見よう」と現役続行を希望した。