大谷翔平は「デンジャラス」 敵将の警戒MAX…走者なしで19の0も“関係なし”
大谷は今ポストシーズンは打率.222、1本塁打、5打点
メッツのカルロス・メンドーサ監督が15日(日本時間16日)、本拠地で行われるドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)を前に会見を行った。1勝1敗のタイで迎える16日(同17日)の第3戦へ向け、ドジャース・大谷翔平投手について言及。「彼はエリートな打者だ。彼はデンジャラスなんだ。それはあまり変わらない」と警戒を強めた。
大谷は今ポストシーズンは打率.222、1本塁打、5打点を記録。6安打は全て走者を置いた場面で放ったものだが、走者なしでは19打数無安打となっている。走者有無で大谷の攻め方を変えるかについて「変えるとは思わない」とメンドーサ監督。続けて「彼はショウヘイ・オオタニなんだ。リーグでも屈指の打者。走者がいるいないに関係なく、(大谷との対戦は)難題を抱えているということ」と明かした。
さらに「監督をする中で、特定の状況で彼をどう攻めるかを考えないといけない。走者の有無に関係なく、彼はエリートな打者だ。彼はデンジャラスなんだ。それはあまり変わらない」とリスペクトを送った。
ポストシーズンの大舞台では、レギュラーシーズンで圧倒的な活躍を残した選手が不発に終わることも多い。大谷は今季54本塁打&130打点、リーグ2位の打率.310と大活躍したが、本塁打は地区シリーズ第1戦の1本のみになっている。それでも「苦しむ時もあれば、大きな活躍をするときもある。ジャッジだろうが、ボンズだろうが、オオタニだろうが、彼らがスーパースターであるには理由がある」と、メンドーサ監督は改めて警戒していた。
(Full-Count編集部)