大谷翔平とリンドーアは“相思相愛” 爆笑回答に隠された敬意「粋なスパイク」

取材に対応したメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:川村虎大】
取材に対応したメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:川村虎大】

大谷の印象聞かれ「粋なスパイク」…リンドーアが爆笑回答

 MVP争いが何かと話題に上がるが、当の本人たちは“相思相愛”だった。メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は15日(日本時間16日)、シティフィールドで行われたリーグ優勝決定シリーズ第3戦の前日会見に出席。ドジャース・大谷翔平投手の印象について「粋なスパイクだね」と第一声で報道陣を笑わせた。

 リンドーアは今季レギュラーシーズン152試合に出場し、打率.273、33本塁打、91打点、OPS.844、29盗塁をマーク。9月に腰痛で離脱したが、一時はMVP投票で重要視される勝利貢献度WARで大谷を上回るなど、対抗馬として活躍した。

 2人はともにニューバランスと契約を結んでいるプレーヤーでもある。大谷は8月から愛犬デコピンが描かれたニューバランスのスパイクを着用。リンドーアは大谷について問われると「彼のシューズに敬服するよ。粋なスパイクだね」と爆笑回答をした。

 続けて「彼には最初の頃から(注目度の面で)重圧がかかかっていた。彼に対する周囲の目だったり、向けられるカメラだったり。自分らしくありつづけ、うぬぼれたりせずに最後までやりぬく、それが僕からしたら見事」と絶賛。「彼は正しいやり方でプレーしているし、そう言う部分も尊敬している」と敬意を示した。

 この日、先に会見を行った大谷は「素晴らしいグッドガイですし。僕も好きな選手の一人」と先に明かしていた。返すかのようにリンドーアも「彼は“仲間たち”に敬意を払っていると僕は感じているよ。同じユニホームを着ていようが、違うユニホームを着ていようがね」とコメント。互いをリスペクトし合っていた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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