鷹2連勝で日本Sに王手 近藤決勝2ラン&山川2打席連発…連日の一発攻勢で日本ハム粉砕

本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高【写真:冨田成美】
本塁打を放ったソフトバンク・山川穂高【写真:冨田成美】

3HRが飛び出た第1戦に続き強力打線が爆発…あすにも日本S進出の可能性

■ソフトバンク 7ー2 日本ハム(17日・みずほPayPayドーム)

「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージの第2戦が17日、みずほPayPayドーム行われ、ソフトバンクが日本ハムに7-2で勝利した。リーグ優勝したことで与えられる1勝分のアドバンテージを含めて3勝0敗とし、日本シリーズ進出へ一気に王手をかけた。

 1点を先制された直後の初回、先頭のジーター・ダウンズ内野手が左前打でチャンスメークすると、2死二塁となって山川穂高内野手が左前適時打を放ち、すぐさま同点に追いついた。さらに続く近藤健介外野手が勝ち越し2ランを右翼席に運び、一気に3得点を奪った。

 山川は2点リードの5回に2試合連続本塁打となるソロを放つと、7回にも2打席連続となるソロを左中間テラス席に叩き込んだ。2試合で計3発と、本塁打王に輝いた主砲が貫録の打撃を披露した。

 先発は最優秀防御率のタイトルを獲得したリバン・モイネロ投手。初回から2イニング連続で失点を喫したが、その後は粘りのピッチングを披露。5回には2死満塁、6回も1死二、三塁のピンチを招いたが、意地の投球で得点を許さなかった。7回からはリリーフ陣が相手打線を封じ込み、リードを守り抜いた。

 日本ハムは1番に万波中正外野手、2番に清宮幸太郎内野手を置くオーダーで臨み、初回は先頭からの2連打で幸先よく先制に成功。しかし、先発の加藤貴之投手が2回途中4失点と踏ん張ることができず、打線も中盤以降は得点を奪うことができなかった。

(Full-Count編集部)

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