日本の1290万人を動かした大谷翔平の“影響力” 米驚き「日本ではスーパーボウル級」
MLBが地区シリーズの視聴者数を発表
MLB機構は17日(日本時間18日)、11日(同12日)のドジャース-パドレスの地区シリーズ第5戦は、MLBポストシーズンの試合の中では最も視聴者が多かった試合になったと発表した。世界平均視聴者数は2000万人超えで、その中でも日本からの視聴は1290万人となった。
リーグ優勝決定シリーズをかけた地区シリーズでは、勝った方が進出、負ければ敗退となる第5戦までもつれた。ドジャースには大谷翔平投手と山本由伸投手、パドレスにはダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属しており、さらに同戦は山本とダルビッシュの投げ合いという日本のファンにはたまらないマッチアップとなった。
米国内では視聴者数が750万人なのに対し、日本での視聴者は1290万人。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はX(旧ツイッター)で「オオタニと仲間たちがいる中で、(野球は)日本ではスーパーボウル級の視聴率を稼いでいる」と日本での異常な野球人気に驚いた。
スポーツビジネス起業家のジョー・ポンプリアーノ氏は「土曜日の午前9時に、日本の全人口の10%が試合を観戦したことになる。ショウヘイ・オオタニ効果は本物だ」と、大谷がいることの影響力を指摘している。
また、大谷のプレーオフ初戦となった地区シリーズ第1戦では、日本の視聴者数は910万人と発表されている。
(Full-Count編集部)