大谷にNY紙は“完敗宣言”「歯が立たない」 敏腕記者脱帽…歴史上で見当たらない才能
ジョン・ヘイマン記者「“オオタニドジャース”に歯が立たないように思える」
ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に敗れ、3勝2敗。本拠地・ロサンゼルスで行われる20日(同21日)の第6戦に臨む。大谷翔平投手は4打数2安打1四球で、今シリーズ打率.333(18打数6安打)2本塁打をマーク。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「歯が立たない」などと大谷を称賛している。
ヘイマン氏は第4戦を終えた時点で記事を執筆。メッツは力を存分に発揮し、全てが「ワンダフルだ」として上で、「彼らは“オオタニドジャース”に歯が立たないように思える」と主張した。
大谷はパドレスとの地区シリーズ5試合で打率.200(20打数4安打)、1本塁打、10三振。記事は「スランプに陥っていると言われてきた。しかし、彼が本当に苦戦していたとするなら、今となっては明らかに終わったことだ」と強調する。
さらに大谷の凄さについて言及。「誰かが野球を始めて以降、実際にプレーした誰よりも優れている可能性が非常に高い。来年、50本塁打、50盗塁、20勝を達成し得るだろう。そうなってもだれも驚かないだろう」とし、ドジャースが勝った3試合の合計スコアが27-2であることに触れ、「ほとんど止められないように思える」と指摘した。大谷とベッツのコンビは「ナ・リーグ版のアーロン・ジャッジとフアン・ソト」とも述べている。
一方で、5月29日時点で借金11を抱えながらプレーオフに進出したメッツを「カムバックのスペシャリスト」と形容。ワールドシリーズ進出には、大谷攻略法を見つける必要があると強調した。ロサンゼルスに舞台を移して行われる第6戦はどんな展開になるだろうか。
(Full-Count編集部)