大砲候補は2人でたった1HR→ともに自由契約 投手は活躍も…阪神助っ人、投打で分かれた明暗

阪神から自由契約となったシェルドン・ノイジー(左)とヨハン・ミエセス【写真:矢口亨、小池義弘】
阪神から自由契約となったシェルドン・ノイジー(左)とヨハン・ミエセス【写真:矢口亨、小池義弘】

ノイジー&ミエセスが自由契約に

 日本野球機構(NPB)は23日、阪神のシェルドン・ノイジー、ヨハン・ミエセス両外野手を自由契約選手として公示した。ともに2年目の今季は2人で1本塁打と振るわず。阪神の助っ人は投打で明暗が分かれる形となった。

 投手ではジェレミー・ビーズリー投手が2年目の今季、14試合の登板ながら8勝3敗をマーク。さらにハビアー・ゲラ投手も59試合で1勝4敗、31ホールド、防御率1.55の成績を収め、セットアッパーとして活躍した。

 対してノイジーは1年目の昨季こそ、オリックスとの日本シリーズで山本由伸投手(現ドジャース)、宮城大弥投手から本塁打を放つなど、38年ぶり日本一に貢献。しかし、今季は49試合で1本塁打。シーズン後半は2軍生活が続いた。ミエセスも明るいキャラクターで人気を博したが、1軍出場はわずか14試合。打率.111、0本塁打0打点に終わっていた。

 チームはレギュラーシーズンを2位で終えたものの、クライマックスシリーズではファーストシリーズでDeNAに2連敗を喫し、シーズンを終えた。岡田彰布前監督が退任し、藤川球児新監督の元再び日本一を目指す。2025年に向け、どのような補強をするのだろうか。

(Full-Count編集部)

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