ジャッジが明かす大谷翔平の“凄み” 衝撃を受けた特異能力「対戦するときはタフだ」
大谷翔平は「打ち取ったと思っても、打ち取っていない」
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は24日(日本時間25日)、敵地のドジャースタジアムで、ワールドシリーズ(7回戦制)の前日会見に臨んだ。世界一を目指す決戦を前に、大谷翔平投手を絶賛。「彼は全てのゾーンを打つことができる」と褒め称えた。
ジャッジは大谷の“凄み”について「彼がアメージングと感じることの1つは、常に修正することができることだ」と明かした。2018年にエンゼルスに入団した際はレッグキック打法だったが「彼は、今の(フォームの)すり足打法に変えたんだ」と目を見開いた。
称賛は続き「彼は全てのゾーンを打つことができる。高めの速球も、変化球も打つことができる。低めのチェンジアップなどの球を見逃すことも上手だ」とたたえた。注目のポイントは「ボールを長く引き付けて打てる能力があるんだ」と明かした。
「だから(スイングが)遅れてもレフト方向にいい打球を飛ばすことができる。タイミングを外しても、軸を残してライトにフック(引っ張る)することができる。打ち取ったと思っても、打ち取っていないんだ」
話は止まることがなく「彼を打ち取ることができても、彼は(バットに)当てることができる。彼は結構な俊足だから、急いで守備をしないといけない。彼は色々な形で(相手を)攻めることができる。パワーがあるし、率も残すことができる。彼と対戦するときはタフだ」と最上級の言葉で“警戒心”を高めていた。
(Full-Count編集部)