打線不発のヤ軍、脚光浴びる「いい打者は2人だけ」 ジャッジ不振で…米記者皮肉

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

ヤンキース2連敗…メッツ右腕の7月の発言が話題に

 3か月前の“皮肉”が再脚光を浴びている。ヤンキースはドジャースとのワールドシリーズで2連敗。メジャー3位の平均得点数5.03、1位の237本塁打を記録した自慢の強力打線は2試合で3点、2点と不発に終わった。米記者はヤンキース打線のデータを紹介し、「セビーは正しかった」と米ファンも注目している。

 米ポッドキャスト「ベースボール・イズ・デッド」のジャレッド・カラビス記者は27日(日本時間28日)、自身のXを更新し「今ポストシーズンで合計したフアン・ソトとジャンカルロ・スタントンの成績:打率.313、出塁率.408、長打率.723、OPS1.131、10本塁打、23打点、14長打、三振率16.3%」と言及。さらに付け加える形で「今ポストシーズンで1打席以上の他の10選手」の成績も紹介。「打率.205、出塁率.311、長打率.293、OPS.604、5本塁打、21打点、15長打、三振率24.3%」とし、“ある写真”を添えて投稿した。

 その写真には、「今のお前らの中でいい打者は2人だけじゃんか」とコメントするメッツのルイス・セベリーノ投手の姿が。セベリーノは昨年までヤンキースに在籍しており、今年7月にメッツのユニホームを着て初めて「サブウェイシリーズ」に出場した。この時、古巣のヤンキースナインとグループチャットを行った際に、冗談ながら「今のお前らの中でいい打者は2人だけじゃんか」と言い返したという。

 セベリーノが示唆した2人はソトとジャッジだったが、ジャッジはポストシーズン全体を通して打率.150、2本塁打、OPS.605と大不振。カラビス氏は“2人”を皮肉するような形で紹介すると、「その時も真実であり、今も変わらない……」「セビーは正しかった」「笑える」などと反響を呼んでいる。

(Full-Count編集部)

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