開幕スタメンでも戦力外…現ドラ&ルーキーも厳しい現実 3球団10選手が“岐路”
3球団が計10選手への戦力外通告を行った旨を発表した
プロ野球の第2次戦力外通告期間中の29日、中日、広島、楽天から計10人が来季の契約を結ばない通達を受けた。中日はさらに外国人3選手にも来季の契約を結ばないことを通告した。
中日は三好大倫外野手、石森大誠投手、福島章太投手、加藤竜馬投手を戦力外に。27歳の三好はJFE西日本から2020年ドラフト6位で入団。今季は「1番・中堅」で開幕スタメンに入ったが、5月24日に出場選手登録から外れると、その後は1軍昇格はなかった。東邦ガスを経てドラフト6位入団のルーキー加藤に対しては育成契約を打診した。
また、マイケル・フェリス投手、フランク・アルバレス投手、アレックス・ディカーソン外野手とも来季の契約を結ばないことを通告した。今季から加入したディカーソンは32試合の出場で打率.205、3本塁打、5打点だった。
楽天は平良竜哉内野手、辰見鴻之介内野手、育成の澤野聖悠内野手に通達。辰見は2022年育成ドラフト1位で入団。昨季途中に念願の支配下を勝ち取り、今季は1軍で2試合に出場するも打率.000(3打数無安打)だった。平良、辰見には育成契約を打診する見込みとなっている。
広島は小林樹斗投手、内間拓馬投手、育成の前川誠太内野手に来季の契約を結ばない旨を通達したと発表。内間は2020年ドラフト4位で楽天に入団。2021年には11試合に登板したが、昨オフに現役ドラフトで広島に移籍。今季は1軍登板の機会がなかった。
21歳の前川は2021年育成ドラフト2位で広島に入団。プロ生活3年を過ごしたが、支配下選手選手登録を勝ち取ることができなかった。
(Full-Count編集部)