加入後2か月でド軍から放出…新天地でも契約行使拒否 同時加入のグラスノーは世界一経験
マーゴは昨年12月にド軍加入も2月にツインズへトレード
ドジャースが世界一の歓喜に浸る中、メジャー球界はオフシーズンに突入。ツインズは、今年2月にドジャースからトレードで加入したマニュエル・マーゴ外野手に対し、来季のオプションの行使を拒否したと米メディアが報じた。
マーゴは2022年4月にレイズと2年1900万ドル(約29億1000万円)+2025年オプション付きの延長契約を結んだ。昨年12月16日(日本時間17日)に先発右腕タイラー・グラスノー投手と共にトレードでドジャースへ加入したが、今年2月26日(同27日)にはツインズにトレードとなっていた。
30歳のマーゴは今季129試合に出場したが打率.238、4本塁打、31打点に終わっていた。地元メディア「SKOR Northミネソタ・スポーツ」でレポーターを務めるダレン・ウルフソン氏は「ノーサプライズ。2025年のオプション(の行使)を拒否したと、ツインズはマニュエル・マーゴ外野手に伝えた。彼はFAになる。25年のオプションは1200万ドル(約18億4000万円)だった。バイアウトは200万ドル(約3億1000万円)で、支払いはツインズによるものではない」と投稿した。
この報道を受け、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」もマーゴについての記事を掲載。「ツインズはマーゴを安価な外野手4番手として起用し、(オフにFAでパイレーツと契約した)マイケル・A・テイラー(外野手)に取って代わったわけだが、彼らが望んだ結果は得られなかった。2024年はマーゴの中では、メジャーリーガーとしては最悪のシーズンだった」などと報じた。また、2022年の膝の怪我の影響で、守備範囲や走力の面で「急激に低下した」とも伝えていた。
ドジャースに加入も、開幕を待たずしてわずか2か月で放出。新天地のツインズでも躍動できず、来季の契約はできずにFAとなってしまった。
(Full-Count編集部)