DeNA桑原将志が日本シリーズMVP 5戦連続の計9打点&全試合安打…攻守で牽引
全6試合に「1番・中堅」で先発出場した
■DeNA 11ー2 ソフトバンク(3日・横浜)
「SMBC日本シリーズ2024」は3日、横浜スタジアムで第6戦が行われ、DeNAがソフトバンクに11-2で勝利し、26年ぶりの日本一を決めた。MVPは全6試合で安打を放ち、攻守に活躍したDeNAの桑原将志外野手が選ばれた。
桑原は全試合に「1番・中堅」で先発出場。日本シリーズ新記録となる5戦連続打点をマークをするなど、リードオフマンとして打線を牽引した。さらに中堅守備でもダイビングキャッチを披露するなど、ガッツあふれるプレーが光った。
プロ13年目の今季は、先発出場は中堅66試合、左翼1試合と減少。106試合の出場で打率.270、5本塁打、24打点だった。しかしチームの中でも数少ない前回2017年の日本シリーズを知る31歳は、大一番で勝負強さを示した。
この日は初回に遊撃への当たりにヘッドスライディングして内野安打をマーク。2回の第2打席には左前適時打、第3打席は左前打、第4打席は押し出し四球、第5打席は右飛だった。
DeNAは本拠地で行われた第1、2戦で連敗スタートを喫するも、舞台をみずほPayPayドームに移してから3連勝。2日には雨天中止となったが、勢いそのままに横浜スタジアムで歓喜のときを迎えた。
(Full-Count編集部)