引退2人&人的補償2人…10年で半分が去った鷹ドラ1 157キロ右腕は3年で戦力外

現役時代の高橋純平、ソフトバンク・風間球打、日本ハム・田中正義【写真:荒川祐史、福谷佑介、矢口亨】
現役時代の高橋純平、ソフトバンク・風間球打、日本ハム・田中正義【写真:荒川祐史、福谷佑介、矢口亨】

鷹は2021年ドラ1の風間球打に来季の支配下契約を締結しない旨を通達

 ソフトバンクは4日、風間球打投手ら7選手に来季の支配下契約を締結しない旨を通達したと発表した。最速157キロを誇る風間は2021年ドラフト1位で入団も3年間で1軍登板なし。球団の過去10年間のドラフト1位を見てみると、すでに半分がチームから姿を消している。

 5球団が競合した田中正義投手(2016年)は、プロ6年間は未勝利だった。しかし人的補償で2023年から日本ハムに移籍すると、才能を開花させる。同年47試合で25セーブを挙げ、今季も53登板で20セーブをマークした。甲斐野央投手(2018年)は2023年オフに人的補償で西武へ。今季は19試合で防御率2.95だった。

 3球団競合の末に入団した高橋純平投手(2015年)は、昨季限りで戦力外を受けて現役を引退。吉住晴斗投手(2017年)は育成選手だった2021年に2年連続の戦力外通告を受けてユニホームを脱いだ。

 今もソフトバンクでプレーするのは松本裕樹投手(2014年)、佐藤直樹外野手(2019年)、井上朋也内野手(2020年)、イヒネ・イツア内野手(2022年)、前田悠伍投手(2023年)の5人。佐藤直は昨季限りで戦力外通告を受け、育成選手で再出発。今年6月に支配下復帰していた。

(Full-Count編集部)

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