日系3世に立ちはだかる“イチローの壁”「10」 3人目偉業で浮彫「ヤバすご」

ガーディアンズのスティーブン・クワン(左)とマリナーズ在籍時のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】
ガーディアンズのスティーブン・クワン(左)とマリナーズ在籍時のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】

10年連続GG受賞は3人目…イチロー、アレナドに次ぐ快挙

 メジャーリーグのゴールドグラブ賞受賞選手が3日(日本時間4日)に発表され、ア・リーグ左翼手部門ではガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が3連連続3度目の受賞を果たした。メジャー1年目からの3年連続受賞は史上3人目。一方で「改めてイチローが凄すぎる」とレジェンドが脚光を浴びている。

 ゴールドグラブは、MLBの30人の監督と各チームから最大6人のコーチが自チームの選手を除いたリーグ内の選手に投票して決定される。今年は14選手が初受賞の栄誉にあずかった一方で、クワンは2022年から3年連続で戴冠。新人年から3年連続受賞は、2001〜2010年のイチロー、2013〜2022年のノーラン・アレナド内野手以来3人目の偉業となった。

 クワンの快挙で改めてイチローの「10年連続」にファンも注目。「改めてイチローが凄すぎる」「やっぱりイチローってすごいなんだ」「改めてイチローがヤバすぎ」「クワン素晴らしい! イチローの10年連続目指せ」などと注目の声があがった。ゴールドグラブは守備の上手さはもちろん、長期離脱した場合は受賞が難しい。振り返れば、イチローはメジャー19年のキャリアで負傷者リストは一度だけと、健康管理も抜群だった。

 27歳のクワンは母方の祖父母が山形出身。幼少期は夏休みに山形へ何度も訪れていた。祖母の影響もあり、小さい頃からイチロー氏が憧れており、守備だけでなく打撃面もアベレージ重視な点は共通している。2023年のWBCでは、侍ジャパンの関係者が接触していたが、出場資格の規定を満たしておらず参加は叶わなかった。

(Full-Count編集部)

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