大谷翔平&鈴木誠也、シルバースラッガー賞の最終候補 日本勢初同時受賞なるか…13日発表
大谷はイチローに並ぶ3度目の受賞、鈴木は初受賞に期待
打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の最終候補選手が4日(日本時間5日)に発表され、ドジャースの大谷翔平投手はナ・リーグ指名打者部門の最終候補2選手に入った。カブスの鈴木誠也外野手はナ外野手部門の最終候補5選手に。受賞者は12日(同13日)に発表される。
移籍1年目の大谷は54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得。打率.310はリーグ2位で3冠王こそならなかったものの、前人未到の「54本塁打&59盗塁」をマークした。また、トリプルスリーは日本選手初の快挙だ。
他の最終候補選手では、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が入った。今季は打率.302、39本塁打、104打点。大谷が打撃3部門を全て上回っており、受賞は確実視される。
日本選手ではイチローが2001、2007、2009年と過去3度受賞している。大谷はエンゼルス時代の2021、2023年にア・リーグ指名打者部門で選出されている。2年連続受賞なら日本選手初となり、イチロー以来3度目の受賞に期待がかかる。
メジャー3年目の鈴木は打率.283、21本塁打、73打点をマークした。OPS.848はリーグ8位で、初受賞の期待がかかる。他の候補選手ではブルワーズのジャクソン・チュリオ外野手、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手、パドレスのジャクソン・メリル外野手とジュリクソン・プロファー外野手が入った。
シルバースラッガー賞は各ポジションで優れた打撃成績を残した選手に贈られる。1980年に制定された。打撃成績のみが評価され、監督とコーチの投票で選出される。
(Full-Count編集部)