慶大・清原正吾「ポジティブに切り替えた」 ドラフト指名漏れも…進路は明言せず
早大戦で1本塁打を含む4安打と大暴れ
慶大の清原正吾内野手は9日、東京六大学野球秋季リーグの早大1回戦に「4番・一塁」で出場し、6回の第3打席で3号本塁打を放つなど4打数4安打、1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。10月の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では指名されることがなかったが、試合後には「ポジティブに切り替えることができました」と心境を語った。
2点リードの6回1死。早大の絶対的エース・伊藤樹投手(3年)が投じた初球の直球を捉えた。打った瞬間にそれと分かる放物線が左翼席中段に着弾。スタンドで見守った、NPB通算525本塁打の父・和博氏も笑顔だった。
10月24日に行われたドラフト会議では指名漏れの悔しさを味わい、会見場にも姿を見せることはなかった。この日の試合後、「ドラフトで漏れて、あとは早慶戦だけだったので、僕の全てをここで出せるように調整してきました」と心境を明かした。
「ポジティブに切り替えることができました。ここまで育ててくれた方々へ感謝の気持ちでやってきました」
進路についての明言は避けたが、気持ちを切り替えて前向きに語った。
(Full-Count編集部)