ド軍監督は「続投するだろう」 一時は“解任論”も…球団OBも支持する長期政権
ド軍OB「契約延長は決まっていると言っても過言ではない」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2016年に就任し、今季チームを4年ぶりワールドシリーズ制覇に導いた。球団が契約延長交渉に入る予定という報道を受け、球団OBも支持。「監督の契約延長は、決まっていると言っても過言ではない」などと語った。
ロバーツ監督の契約延長交渉を巡っては、米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が伝えた。6日(日本時間7日)のGMミーティングでブランドン・ゴームズGMが明かしたという。2016年に就任した指揮官は今季までの9年間で地区優勝8度、リーグ優勝4度、ワールドシリーズ制覇2度と、輝かしい実績を残している。現契約の最終年となる2025年は就任10年目で、年俸400万ドル(約6億1000万円)とされている。さらに延長となれば10年超の長期政権となる。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式X(旧ツイッター)の番組に、ドジャースOBで同局解説のジェリー・へアストンJr.氏が出演。「彼は間違いなく将来殿堂入りする。ワールドシリーズを2度制しました。そして、だいたいここ数年くらいでしょうか、成績を見てみるとどの監督よりも勝率が高いのです。その功績にさらに上乗せしようとしており、監督の契約延長は、決まっていると言っても過言ではないと思います。彼らは(延長に向けて調整を)なんとかするでしょう」と述べた。
さらに「フロントとロバーツは素晴らしい関係を築いており、長い間一緒にやってきた今は、監督が下す決断を信頼している。しばらく続投するだろう」と占った。その横で話を聞いた地元ラジオ局「AM 570 LA Sports」のデビッド・バシー氏は「ナ・リーグ地区シリーズでパドレスに1勝2敗で負けていた時には、ロバーツは解雇されるのかどうか、来年も監督をするのだろうか、と話題になっていました。この1か月でどのように話の展開が変わったのかが、とても面白いと思います」と指摘した。
(Full-Count編集部)