元中日助っ人が語る日本愛「地元の人が親切だった」 子どもたちと交流…7年続く絆
豪州代表はWBCやプレミア12前回大会でも府中で合宿を行なった
日本から受けた“おもてなし”に感謝した。中日時代は「ディンゴ」の登録名で愛された豪州代表のデービッド・ニルソン監督は12日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の前日会見に臨んだ。1日に来日し、東京・府中市で調整を行った。「とても楽しかったし、地元の人が親切で感嘆しました」と感謝した。
豪州と府中市は2018年から交流がある。昨春のWBCや第2回プレミア12の際など、以前から国際大会で来日する度、府中市で合宿や社会人チームとの練習試合をこなしていた。時には昼食時や練習時にはオーストラリアの音楽を流すなど配慮もあった。
ニルソン監督は「府中はとてもいいところだったという印象」と感激。「色々なトレーニングを積んできたが、とても楽しかったし、地元の人がとても親切で感嘆しました。子どもたちや高校生たちとの交流もあって本当に感謝しています。是非ともまた府中に行きたいと思います」と感謝の意を示した。
奇しくも中日時代にプレーしたナゴヤドーム(現バンテリンドーム)で開幕する。野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督とは2000年にともにプレーした。「ドームでできるというのはとても感激。ワクワクしています」と心待ちにしていた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)