広島の衝撃“神ドラフト”「まじすげえ」 タイトルホルダーもズラリ「秀逸」

広島・大瀬良大地、九里亜蓮、田中広輔(左から)【写真:矢口亨、小池義弘、小林靖】
広島・大瀬良大地、九里亜蓮、田中広輔(左から)【写真:矢口亨、小池義弘、小林靖】

広島は2013年ドラフトで大瀬良、九里、田中らを指名

 広島は12日、九里亜蓮投手がFA権を行使することを発表した。九里は2013年ドラフト2位で入団。同年のドラフトは5選手が支配下指名を受け、そのうち4選手がいまも現役を続けている。タイトルホルダーも3人いることからファンも「神ドラフト」と注目している。

 2013年のドラフトは桐光学園高の松井裕樹投手が5球団から指名された。しかし、広島は松井を回避して九州共立大の大瀬良大地投手を1位指名。ヤクルト、阪神と競合したが、抽選で獲得に成功した。大瀬良は1年目の2014年に10勝を挙げて新人王に。2018年には15勝で最多勝を獲得した。今季は25試合に先発し、6勝6敗ながら防御率1.86と安定したパフォーマンスを披露した。

 九里は亜大から2013年ドラフト2位で広島に入団。1年目から先発と中継ぎで登板し、2016年からの3連覇に貢献した。2021年には13勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。2016年から9年連続で20試合登板のタフネスさを発揮した。2023年には自己最多26試合に先発し、リーグ最多の3完封、同最多の174回1/3を投げた。

 JR東日本から3位で入団した田中広輔内野手は俊足巧打の遊撃手として活躍。菊池涼介内野手との二遊間は「タナキク」との愛称でファンからも親しまれた。2017年は35盗塁でタイトルを獲得。近年は出場機会は減っているが、ベテランとしてチームを支えている。

 4位は社会人のニチダイから入団した西原圭大投手。1年目は11試合に登板したが、3年間通算では16試合の登板に終わり、戦力外となった。関東一高から5位入団の中村祐太投手は2017年に14先発で5勝4敗を挙げたが、徐々に出場機会は減少。しかし、昨年オフに現役ドラフトで西武に移籍すると27試合に登板し、防御率3.09と活躍した。

 広島は2013年ドラフトで獲得した5選手のうち4選手が現役として躍動。3選手がタイトルホルダーとあってSNS上には「まじすげえ」「こんな神ドラフトある?」「秀逸」といったコメントが並んでいた。

(Full-Count編集部)

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