大谷翔平がシルバースラッガー賞受賞 2年連続3回目の栄冠…イチローと並び日本人最多
54本塁打で2年連続の本塁打王…今後は受賞ラッシュ
打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞が12日(日本時間13日)に発表され、ドジャースの大谷翔平投手が指名打者部門で2年連続3回目となる受賞を果たした。イチローに並んで日本人最多タイとなった。
シルバースラッガー賞は各ポジションで優れた打撃成績を残した選手に贈られる。打撃成績のみが評価され、監督とコーチの投票で選出される。大谷はナ・リーグの選手になってからは初めての受賞。今季は54本塁打、130打点でリーグ2冠に輝き、59盗塁もマークして「50-50」を達成するなど歴史的なシーズンを送った。
日本選手では2001年、2007年、2009年に受賞したイチローに並んで最多の回数となった。
今後は“受賞ラッシュ”が予想され、14日(同15日)にはハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞、オールMLBが発表予定。21日(同22日)にはMVPが発表される。いずれも大谷が受賞濃厚で、MVP受賞なら指名打者としてMLB史上初の快挙となる。
ナ・リーグ外野手部門では鈴木誠也外野手(カブス)も最終候補の5人に残っていたが、テオスカー・ヘルナンデス外野手(ドジャース)、ジュリクソン・プロファー外野手(パドレス)、ジャクソン・メリル外野手(パドレス)が受賞。リーグの外野手ではOPS1位(.848)の鈴木は選ばれなかった。
(Full-Count編集部)