ベッツが到達した“6&7” わずか8人だけの本物の偉業…米絶賛「インクレディブル」
SS賞&GG賞を各6回以上獲得は8人だけ
打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞が12日(日本時間13日)に発表され、ドジャースからは指名打者部門で大谷翔平投手、外野手部門ではテオスカー・ヘルナンデス、ユーティリティ部門でムーキー・ベッツ内野手が受賞を果たした。大谷とT・ヘルナンデスは3度目、ベッツは7度目の選出に。米記者によると、ベッツは“ある偉業”も成し遂げたという。
MLB公式のサラ・ラングス記者は同賞が発表されると、自身のX(旧ツイッター)を更新。「シルバースラッガー賞(SS)&ゴールドグラブ賞(GG)をそれぞれ6回以上受賞した選手」の一覧を紹介した。バリー・ボンズ(SS12回、GG8回)、ケン・グリフィーJr.(SS10回、GG7回)ら錚々たるメンバーが名前を連ねる中、ベッツ(SS7回、GG6回)が現役では唯一の偉業を成し遂げているという。
“ただ打つだけ”、“ただ守れるだけ”では成し遂げられない、真のオールラウンダーだから到達できた8人だけの金字塔。同記者の投稿には米ファンも「インクレディブル」「しかも、このリストで唯一の3度の世界一」「これらのレジェンドはまさに基準を引き上げた! 守備でも攻撃でも素晴らしい偉業を成し遂げている」「レッドソックス、またもありがとう。この選手を手放してくれて。彼の契約を見てみると、今や市場価値以下だ」などとコメントが寄せられた。
ベッツはレッドソックス時代に2016年から5年連続でゴールドグラブ、シルバースラッガー賞を4度獲得。2018年にはMVPにも選ばれた。2019年オフにドジャースへトレード移籍し、直後に2021年から12年総額3億6500万ドル(約554億円)の延長契約を締結。今季年俸は2500万ドル(約38億円)と高額となっている。近年は3000万ドル以上の契約も少なくない中、攻守での活躍に加えてチームリーダーとしても貢献しており、“割安”と見る声もある。
(Full-Count編集部)