大谷翔平50号記念球が台湾で展示「絶大な集客力」 衝撃の“6億6700万円”は「秘宝レベル」
大谷翔平の50号記念球は台湾の投資会社が落札した
ドジャース・大谷翔平投手の「50号記念球」が13日、台湾・台北市で展示された。このオフにオークションに出品されていたが、10月22日(日本時間23日)に手数料込みで439万2000ドル(約6億6727万円=落札時のレート)で台湾のIT関連企業が落札していた。日本のファンからも「秘宝レベル」「台湾でも大谷人気」と興味の声があがっている。
大谷は9月19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦で自身初の3打席連発を含む6打数6安打10打点2盗塁の離れ業を成し遂げ、史上初となる「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した。大谷の50号をキャッチしたファンは、球場警備員に連れられて即退席。その後ドジャースから30万ドル(約4660万円)を提示されたものの、拒否して米オークションサイト「Goldin」への出品されていた。
記念球には25件の入札があり、最高入札額は210万ドル(約3億1700万円)だったが、終了直前に2件の入札がなされ、230万ドル(約3億4700万円)で延長入札に突入。その後も締め切り直前で入札が相次ぎ、日本時間午後12時30分の段階で300万ドル(約4億5300万円)まで上昇していた。記念球の歴代最高額となった。
50号ボールは台湾でもっとも高いビルの展望台に展示。ボールケースに入り、さらに頑丈そうなガラスケースの中に。すぐ隣では警備員が目を光らせていた。お披露目には多数のメディアも押し寄せており、SNS上には「公開される形になって良かったのかな」「シルエットも素敵ですね」「価値をさらに上げる」「余裕あれば行こ」「絶大な集客力」「見に行きたい」といった声があがっていた。
「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」も14日に台湾入りする。侍ファンの来場も見越したかのような公開のタイミングとなった。