大谷翔平だけでなく…ベッツが備える“唯一無二”の価値 フィールド内外で示す“献身性”
MLB公式絶賛…大谷同様に「ベッツのような選手も他にはいない」
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は今季116試合に出場し、打率.289、19本塁打、75打点、OPS.863をマーク。左手骨折で一時離脱しながら複数ポジションをこなすなど、攻守でチームを牽引した。MLB公式は「MVP(最終)候補には選ばれなかったが、価値は計り知れない」と絶賛した。
記事は、今季のナ・リーグMVP候補3人に選出されなかったものの「32歳にして依然として偉大で多才で史上最も素晴らしい選手の1人であり続けている事実は変わらない」と主張。「ドジャースが必要とする時に外野を守り、二塁手や遊撃手としてもプレーし、打力もパワーもあり、塁上では光り輝いている」と走攻守全てでチームに貢献したと絶賛した。
ベッツは今季、遊撃で65試合、右翼で43試合、二塁で18試合に先発出場。打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞にユーティリティ部門で輝いた。14日(日本時間15日)に発表された「オールMLBチーム」では外野手でファーストチームに選出された。
記事は「ベッツは最も献身的なスーパースターの1人である」と説明。「彼の自然なポジションは、彼が立っている場所ならどこでもという段階に達している」と評価した。
今季を振り返り、自身の怪我や大谷のレギュラーシーズンでの活躍などで「少し影が薄くなった感がある」としながらも「毎年、常に最も価値があり最も高く評価される選手の1人だ。オオタニのような選手はいないと言うのは正しい。だが、ベッツのような選手も他にはいないのである」と強調している。内野への再コンバートも取りざたされている32歳。来季はどんなパフォーマンスを見せるだろうか。
(Full-Count編集部)