DeNAが戦力外2投手獲得、昨季V貢献の右腕は楽天へ 2人のドラ1が育成契約…16日の去就
加治屋が楽天へ、岩田&笠谷はDeNA…鷹・風間と燕・西舘は育成再契約
今秋に戦力外になった選手のうち3人の新天地が決定し、16日に発表された。楽天は元阪神の加治屋蓮投手と契約合意。DeNAは元阪神の岩田将貴投手を支配下、元ソフトバンクの笠谷俊介投手を育成で獲得した。
32歳の加治屋はJR九州から2013年ドラフト1位でソフトバンク入団。2018年には72試合に登板した。2020年オフに戦力外通告を受け、阪神に入団。昨年は51登板で防御率2.56、16ホールドをマークしてリーグ優勝&日本一に貢献した。今季は13登板で2勝1ホールド、防御率4.50だった。
DeNAに加入の岩田は2020年育成ドラフト1位で阪神に入団し、2022年7月に支配下登録された。1軍登板歴はないが、2軍で昨季は44登板、今季も46試合に登板した。育成入団の笠谷は2014年ドラフト4位でソフトバンクに入団。2020年には20登板で4勝4敗、防御率2.84の成績を残した。今季1軍登板はなかったが、通算74試合で7勝9敗1ホールド、防御率3.93をマークした。
戦力外となり育成再契約を結んだ選手も。2021年ドラフト1位のソフトバンク・風間球打投手が育成再契約。まだ1軍登板機会がなく、「初心に戻ってやりたいです」などと語った。ヤクルトは昨年のドラフト1位・西舘昂汰投手、育成の沼田翔平投手と育成再契約を結んだ。西舘は1軍登板がなく9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。
日本ハムは北浦竜次投手、安西叶翔投手とそれぞれ育成選手契約を締結したと発表した。北浦は2017年ドラフト5位で入団。NPB通算48登板で3勝3敗1セーブ、5ホールド、防御率4.53をマークしている。今季は12登板で2勝4ホールドを記録した。
また、元ソフトバンクで2023年から社会人の日立製作所でプレーしていた真砂勇介外野手が16日、自身のインスタグラムで日立製作所の退社と現役引退を発表した。
(Full-Count編集部)