大谷翔平、MVP中継にベージュのジャケットで登場 真美子夫人&デコピンも同席して祝福
歴代2位タイの3度目のMVP
全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)が21日(日本時間22日)、「MLBネットワーク」にて発表された。最終候補者入りしたドジャース・大谷翔平投手はベージュのジャケットを羽織り、黒のインナー姿で中継に登場。その後、満票での受賞が決まり、真美子夫人とデコピンとともに笑顔を見せた。
大谷は昨年12月に10年総額7億ドル(約1061億円)でドジャースに移籍。加入1年目はレギュラーシーズン159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。54本塁打と130打点で2冠を手にした。前人未到の「50本塁打-50盗塁」も樹立した。
司会者から史上初の快挙を狙っていたかと問われると、「目標の数字はなかった。盗塁は強化しているポイントの1つだったので増やしたいと思っていた」と笑顔を見せた。
MVP受賞はエンゼルス時代の2021、2023年に続く3度目で、回数ではMVP受賞はバリー・ボンズ(7度)に次いで歴代2位タイとなった。両リーグでMVPになったのはフランク・ロビンソンに次いで史上2人目。フルタイムのDHとしては初の快挙を成し遂げた。
昨年のMVP中継では、愛犬デコピンが登場して話題に。当時は名前が明かされていなかったが、12月のドジャース入団会見で名前が公表された。この日の中継冒頭では大谷だけの登場となったが、受賞者が発表されると、真美子夫人、デコピンも同席。大谷の偉業を笑顔で称えた。
(Full-Count編集部)