FAコンビは1億円超アップ…34歳ベテランは5億円 25歳“本塁打王”は保留…22日の契約更改
鷹・山川は4億5000万円、オリ・西川は3億円でサイン
NPB各球団で22日、契約更改交渉が行われた。昨年オフに国内フリーエージェントで移籍したソフトバンクの山川穂高内野手は1億5000万円増の来季年俸4億5000万円(以下金額はいずれも推定)、オリックスの西川龍馬外野手は1億8000万円増の年俸3億円で更改した。
西武からFAで加入したソフトバンクの山川は34本塁打&99打点でリーグ2冠となり、チームの優勝に貢献。来季は4年契約の2年目を迎える。背番号も「25」から松田宣浩がつけていた「5」を継承する。「個人的な数字は満足していないし、日本一にもなれなかったので。ただ、満足していない中で、できたこともあるので。両方ありますね」と振り返り、来季へ「黄金時代を作りたい」と意気込みを示した。
ウエスタン・リーグでは18本塁打を放ち、5年連続で本塁打王となった25歳のリチャード内野手は保留。7年目の今季は15試合に出場して打率.226、0本塁打、1打点に終わった。今季の年俸は1000万円だった。
広島からFAでオリックスに移籍した西川は4年契約の初年度を打率.258、14本塁打、46打点だった。1億8000万円増の年俸3億円でサインし「物足りないのは分かっている」と引き締めた。昨季新人王の山下舜平大投手は3勝6敗に終わり、400万円減の年俸3600万円でサインした。登板13試合にとどまった宇田川優希投手は1100万円減の3700万円でサインした。
楽天の浅村栄斗内野手は4年契約の3年目となる来季へ現状維持の年俸5億円でサイン。打率.253、14本塁打、60打点の成績で「もう1回はい上がれるように、リベンジしたい」と決意を口にした。今季は二塁手から三塁手に転向。9年連続で全試合に出場し、西武時代の2015年に始まった連続出場を歴代4位の1306試合まで伸ばした。34歳ベテランは通算2000安打まで残り36本としている。
(Full-Count編集部)