戦力外は6人、田中将大が電撃退団 30歳内野手はFA流出の可能性も…楽天の戦力整理

退団を発表した楽天・田中将大【写真:矢口亨】
退団を発表した楽天・田中将大【写真:矢口亨】

今江監督が退団…三木政権復帰で4年ぶりのAクラスを目指す

 今江敏晃監督が就任して1年目だった今季、楽天は球団初となる交流戦優勝を果たした一方で、10月までロッテと争ったクライマックスシリーズ進出を逃し、最終的に3年連続となる4位に終わった。今江監督は1年で退団し、三木肇監督が復帰。24日には田中将大投手が電撃退団を発表するなど話題になっているが、来季の補強はあるのだろうか。

 田中将は2021年に年俸9億円の2年契約で楽天に復帰。4年目の今季は1試合に登板したのみで0勝1敗、防御率7.20に終わり、球団は協議の結果、30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないと発表。田中将も自らのYouTubeで「新たなチームを探すことに決めました」と説明した。

 また、茂木栄五郎内野手がFA権を行使。9年目の今季は46試合に出場し、打率.265、1本塁打8打点だった。チームはオフに6人を戦力外に。清宮虎多朗投手は日本ハムと育成契約を結んだ。

 10月のドラフト会議では5球団競合の末、宗山塁内野手(明大)の交渉権を獲得。支配下で計6人の選手を指名した。また、阪神から戦力外になっていた加治屋蓮投手とも契約を結んだ。昨季は12球団最少の支配下65人でシーズンが終了したが、4年ぶりのAクラスへ。新補強に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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